JILLSTUARTの財布 おまけでタダで貰う
2021-11-17


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母が読む本がないというので、車で書店に連れて行った。いつも、店先に「本を買った方、おひとつどうぞ」とグッズの入った段ボール箱が置いてある。いかにも子ども向け雑誌の付録のようなものが多いのだが、なんか見たようなブランドの財布が。これはきっとファッション誌の付録では。そう思って、帰ってから検索したらあった。
◆sweet 2021年7月号
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さて、数年前、香水やエコバッグなど高額な付録が女性誌に付くことが話題になっていた。この雑誌は900円ほどなので、出版社が卸す価格は600円程度だろう。まとめ買いでブランドが安く提供してくれるといっても、原価が売値を超えてしまう。しかし、付録が欲しくて買う人が増えれば部数が増えて広告料が高くなり、元が取れるというカラクリだったと思う。
なぜ、書店の店先にあるのか。日本には再販制度というのがあって、売れ残った雑誌は買いきりではなく、返品される。しかし、出版社に全部返品されたら大変。香水やらバッグやら挟まっていたら、資源ゴミにも出せない。そこで、確かに売れ残ったという証拠の表紙だけ返品するとかしていた。残りの雑誌本体は資源ゴミにでも出せばいいのだが、付録は邪魔。もちろん、契約や商道徳などにもとるので書店が転売などはできないのだと思う。だから、捨てる代わりに置いてあるんだろうね。

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