日本のお家芸だが落選 ノーベル化学賞
2021-10-06


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先日亡くなった向山さんなどが切り開いたゴリゴリの有機不斉合成の分野。この種のお家芸で日本人が入らないのは珍しいかと。野依さんや根岸-鈴木さんらの有機合成は触媒に金属(ロジウム、ルテニウムなど)を中心に持つ有機金属錯体などを使う。今回の場合、金属触媒ではなく、有機分子触媒という分野を切り開いたことが評価されたということ。金属でないと反応は進みにくいが、原料も製品も有機物なので、触媒に金属が含まれなければ後で取り除かなくていいとか、まあ、利点はある。
[ノーベル賞]

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