新型コロナウイルスのmRNAワクチンの発症予防効果は95%以上。しかし、感染しないかどうかは今のところまだ分からない。ワクチン接種者本人はめったに重症化しないから感染してもほぼ安心だが、知りたいのは他人に感染させるかどうか。
そこで気になるデータ↓がある。
>>感染者のうち無症候性感染者が占める割合を3割と仮定した場合、新型コロナ感染者のうち、
@無症候性感染者(一貫して症状がない人)からの感染:24%
A発症する前の感染者からの感染:35%
B発症した後の感染者からの感染:41%
◆新型コロナ 無症候性感染者の特徴は?占める割合や周囲への広げやすさについて
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発症する直前の感染者は他人に感染させやすいことは以前から言われていたが、最初から最後まで無症状で発病しなかった感染者からはほとんど感染しないのではないかという説があった。しかし、感染のリンクを疫学的に分析すると、一貫して症状がない感染者でも他人に感染させていると考えざる得ないということなのだろう。ということは、ワクチンで発症を完全に抑えられた感染者でも周りに感染を広げる可能性がけっこうあることになる。ワクチンを打っていれば自分が感染しない効果もある程度は期待できるはずなので、結果的に他人に感染させるリスクは下がるかもしれない。とはいえ、「ワクチン接種済み証明書」を持ってるから大丈夫だと自由に遊び回る人間は社会の迷惑になる可能性がある。医学的にワクチンを打てない人やワクチンを打っても免疫がつかない(抗体価が上がらない)人もいるので。
◆ワクチン接種完了者、マスクなしの集まり可能 米CDC
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